内開きドア

日本では内開きのドアを使っている住宅は少ない。
ドアのことを普段気にしている人はあまり居ないだろうが、自宅の玄関のドアを思い浮かべて欲しい。大抵のご家庭では外開きになっていることと思う。

日本の住宅事情を考慮してこのような外開きのドアが多いのだそうだ。
その点、海外では内開きが一般的である。

外開きのドアが増えてきたのは90年代以後のことだそうだ。だからそれ以前の家だったらもしかしたら内開きタイプのドアかもしれない。

最近の物件ではごくわずかだが、稀に高級マンションなどでは玄関スペースを広く設けていてドアが内開きになっているものがある。

どうしてわざわざ内開きにしているのかというと、そのほうが防犯的には優れているからである。
外国人専用の高級マンションでもこのように内開きのドアになっていることが多いのだそうだ。

外開きだとインターフォンがなってドアを開けた時にドアの影に不審者が隠れることができるのだ。内開きだとそうはいかないから防犯上安心できる。また、ドアを勢い良くあけて外似いた人にぶつけてしまうということもない。

これから家を建てる人で防犯に考慮した物件を建てたいと思っているのであればカギに気を使うのもいいがドア自体に目を向けてみるのも一つかもしれない。

ロッカーのカギについて

スパやスポーツクラブなどで必ず見かけるコインリターン式のロッカー。
このようなコインリターン式のロッカーに使われるカギというのはもう10年位前からギザギザしたタイプのものではなく外溝でフラットな形状のものに移行している。

ギザギザしたカギを使っているロッカーを見かけたら逆に珍しいといってもいいくらいだ。

さて、このようなロッカーのカギであるが、大抵の人はなくさないように気をつけることと思う。
しかし、にんげんだもの、なくしてしまうことだってあるかもしれない。
紛失してしまって見つからない場合はお客様負担での交換ということになる。

実はこのようなことは珍しいことでもないようである。
子供などはなくしてしまうこともあるのだろう。

また、びっくりしてしまうのだが、ロッカーのカギをそのまま持って帰ってしまう人もいるのだそうだ。
ロッカーの中の荷物を出してカギをうっかりポケットに入れてしまったまま帰ってしまうのならまだしも、時にはロッカーの中に荷物が入ったままで帰ってしまう人がいるらしい。
一体どういう状況なのだろうと思ってしまう。

このようなロッカーの開錠もよく頼まれるが、大抵は壊すことなく開けることができる。比較的簡単な案件である。

鍵穴のつまり

鍵穴に鍵をさして回した時にちょっと違和感を感じることはないだろうか。
感触がちょっとおかしかったり、固かったり、回しにくいと感じたり・・・。

このような違和感の原因は鍵穴内のつまりにある。
鍵穴の中にホコリなどの異物がたまっていると動かしにくくなってしまうことがあるのだ。
周囲が土埃の舞いやすい環境だとある程度は仕方がない。
また、マンションの共有玄関など一日に何回も使用される鍵穴だと鍵が擦れて鍵のカスがたまるため詰まってしまうこともあるそうだ。

このような場合はこまめにメンテナンスをしてつまりを防ぐしか方法がない。

それ以外のつまりも起こる可能性がある。

故意に鍵穴内に異物を詰められるというケースだ。
小さな子どものいるご家庭は要注意だ。子供は好奇心のかたまりなので鍵穴になにかを詰めてしまうことがある。
子供がよく詰めるものとしては木の枝や針金、鉛筆などが挙げられる。花や虫を入れることもあるそうだ。
大人がやっているように真似してみたのかもしれない。悪意があってすることでもないのであまり叱らず注意するのにとどめるのがいいだろう。

このようないたずらは小学校低学年までの間に起こると言われている。
そして子供が外でよく遊ぶ春から夏にかけて発生するトラブルだとも言われている。

シャッターキー

シャッターキーとはスクーターなどの盗難防止用のカギである。
このシャッターキーがかかっていることでいたずらや盗難を防ぐことができる。
しかし、普段シャッターキーを使っていないという人も多いだろう。
開けたままにしておいてほとんど使われることがないというのも多い。
そのため、中古で買ったスクーターには最初からシャッターキーがついていないということもあるそうだ。
もしなにかのはずみで壊れてシャッターキーが閉じてしまったら開けられなくなってしまう。
シャッターキーのカギをなくしてしまうということもあり得る。
シャッターキーの合鍵作成も鍵屋で対応している。もちろん、メインの鍵やメットインのカギなども作成することができる。

メーカーも各種対応可能だ。
スズキやホンダなど国産のものが昔から多いが最近はキムコなど韓国産のメーカーのスクーターを相談されることもよくある。
最近韓国のスクーターに乗る人が増えてきたそうだ。キムコの他にはサンヤンというメーカーもある。

スクーターはネットショップやオークションなどでも安く手に入れることができる。しかし、知らない人から購入したことでトラブルもある。カギがついていなかったり、粗悪な合鍵のため鍵穴にささらないということもあるらしい。